COP26(気候変動に関する国際会議)
イギリスで開かれている気候変動対策の国連の会議「COP26」で、石炭火力発電所の新規建設中止などを盛り込んだ声明に、ヨーロッパ各国など40か国あまりが賛同したが、日本やアメリカ、中国は含まれておらず、「脱石炭」が議論の焦点になっている。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211105/k10013335191000.html
地球温暖化に関しては、様々な意見が飛び交っているようだが、しかし、その中で驚いたのは温暖化の原因が環境破壊である事が公式に認められたのが、つい先日であるという事。つまり裏を返せばつい先日まで本気で対策はしてこなかった事になり、「貴方は電車には乗らないのか?」「冷房は使わなくても生活できるのか?」そんな次元での意見が飛びかってしまうのも無理ないのかもしれない。
ある会社の予算方針を決める為の会議での話。大企業だけあって規模は、数百億円になる。毎年4月に開催され、その会議の後は「無駄使いはやめよう!」という事でコピー用紙や事務用品お茶代などの経費についても報告されるらしいが、非常に興味深く笑ってしまうのが、どう考えても会社にとって重要なのは、前半の予算会議の筈なのだが必ず会議が紛糾し時間延長までするのが、後半の経費の会議らしい。
一体それは何故なのか?
家を買うための資金で数千万規模でも既にピンとこなくなる人は多いと思うが豆腐の値段が98円と75円なら消費期限、原材料などを確認してどちらを買うか真剣に悩む筈。
つまり、地球の温度が上昇し、海面が上昇して、台風や洪水、食糧危機が起きて!と我々が訴えたところで、既にそのスケールが想像力の限界を超えてしまって、「貴方は電車には乗らないのか?」「冷房は使わなくても生活できるのか?」と、いう展開になってしまうのかもしれない。世界規模の災害の想像は難しいのだろう。 これも完全に想像の世界だが。。
ジョンレノンは、「難しいかもしれないが、imajin(想像)して欲しい!」
理想の世界をと、歌った。
貴方にも、「難しいかもしれないが、imajin(想像)して欲しい!」
10年後の地球の姿を。