ジミケンのコール&レスポンス

コールアンドレスポンス。準備はいいかい?!君が居て、僕が居る。

シャッフルの続き

コロナ騒ぎは一体どこへいってしまったのか。マスクはもちろん付けているが、つい先日までのように感染を気にせず外出できることがこんなに楽だったのか。今の状況を改めて嬉しく思う。

 

街のあちこちで営業が再開し、先日久し振りにブルースセッションに行った。半年ぶりのセッション開催らしい。みんな本当に生き生きしていたし、本当に楽しかった。この状況が続いてくれる事を心から願うばかりである。

 

前回のブログでシャッフルの話題を書いたが、セッションで隣に座った久々に会うドラマーとリズムの話で盛り上がった事を思い出したので書いておきたい。Aさんのシャッフルはズッツズッツ。B君のシャッフルはズウッツ、ズウッツ。C氏のシャッフルはドウンッツ、ドウンッツ。つまり彼に言わせればシャッフルも3人いれば3通りで全く違うものだと。それぞれの違いを口と身振りを交えて説明しれくれた。ブルースシャッフルとロックシャッフルは全然違う別物で、それを分からずにブルースなんて出来るはずがないと。その違いが分かるまでに20年以上掛かり、今やっと分かった気になってきたが実はそれも勘違いだった事に先日気がついたらしい。

 

「次、ジミケンさん、ピアノに入ってください!」セッションで自分の順番が回ってきて名前を呼ばれた。観客席のど真ん中では、さっきのドラマーが腕を組みながら我々の演奏をマジマジと見ている。シャッフル談義を終えた彼の視線が突き刺さってくる。

又してもピアノのリズムが跳ねる事なく平坦に一直線突き進んで行ってしまった事は言うまでもない。