国際宇宙ステーション

十センチ以上のものが三万四千個。一ミリから一センチのものは推定一億個以上。いったいなにの数字か分かるだろうか。実はこの数字、運用を終えた人口衛星やロケットの一部からなる、宇宙ゴミの数なのである。ゴミである。ゴミの数。なんともはや。果たして先日ここで宇宙ビジネスを明るい未来として紹介したが現実はそうでもなさそうなのか。

国際宇宙ステーション（ISS)のロボットアームに宇宙ゴミが衝突して損傷する事故があり、定期点検でアームと断熱材に穴が開いているのが見つかった。アームの性能には影響ないとしているが、衝突した物体は不明とのこと。今回だけでなく地球の周りを周回しているISSは小さすぎて追跡出来ない物体（ゴミ）に衝突するリスクに常にさらされているらしい。

まだ5月だと言うのに梅雨入り宣言したかと思えばろくに雨も降らず、6月に連日の真夏日。人に会うこともままならず、おまけにこの猛暑の中、マスクで完全防備。一方、人類が初めて月に着陸したのが約50年前で当時の宇宙旅行といえば完全にSFの世界。しかしあと何年かのち、宇宙旅行する時代が来るのは間違いないだろう。

いずれも、二、三十年前には想像すらできなかった世界。地球崩壊の想像以上の速さが宇宙技術の進歩を早めたのか。知らんけど。

しかしながら、誰も暮らしてもない宇宙。早くもそこへ人類がばらまいてる「ゴミ。」いかがなもんかと。

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8月8日（日）

京都木屋町わからん屋　前売/当日：1,000/1,200

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